甲状腺機能低下症を疑い、抗体検査をしたところ、検査結果が陽性だったことから「橋本病(治療なし)」となりました。
医師からは年に一回の検査(経過観察)と食べ物の一部の制限を勧められております。
どのように対応したら良いのかが検査によりハッキリしたことは良かったと思いつつも、治療なしとはいえ、状況により以前も今も辛い思いをしているのは変わらずのため、「橋本病」「甲状腺機能低下症」「更年期障害」について研究を始めることにしました。
研究を始めて共有できる情報もできたことから、この度、同じように橋本病(治療の有無問わず)でお悩みの方に向けて、少しでも日々が過ごしやすくなればと、自身の研究記録を公開することにしました。本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
この記事は、必要に応じて更新していくので、ブックマーク等に入れていただき、たまに見ていただけたら嬉しく思います。
また、ブログのタイトルの通りですので、胃腸が強くないどころか「弱い」ぼくなりに考えた対策もありますので、「オススメな食べ物は私には合わない!」「そう言われても実践は難しいよ……(涙)」という方にもオススメできる情報だと思うので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
【最初に】甲状腺・甲状腺ホルモンとは?
首の前面にある臓器であり、女性は目立ちにくいのですが、喉仏の下にあるものです。
甲状腺は、身体の新陳代謝を盛んにする働きを持つ甲状腺ホルモンを生み出します。
甲状腺ホルモンが多すぎても「身体の新陳代謝が盛んになりすぎて」体に不調が生じますし、少なすぎても「身体の新陳代謝がされにくくなってしまう」という形で体に不調が生じてしまいます。
甲状腺は、このように、とても大切な役割を持つ臓器なのです。
【記録1(経緯1)】2017年秋頃、甲状腺機能異常(甲状腺機能低下症)を疑った
きっかけは、「甲状腺」に関する持病を持っている家族がいたので無関係ではないと思ったのと、抑うつ状態は寛解しても、年に数回ほど「なんか、エネルギーが抜けるぅぅぅぅ……」という怠さを感じるので、「寛解して、体力回復に関する対策をしても、このような症状が起こるのはおかしいのでは?」「自律神経にしては症状がキツすぎね?」と疑問を抱いたことでした。
後遺症に関する話は脳にダメージを負ったとき(抑うつ状態になったとき)の話(読むの注意!)で触れていますが、読まなくてもOKです。
自分で健康診断をする病院を選べた(その頃アルバイト・パートで条件対象外だったから、自身で健康診断を受けていた)ので、オプションで血液検査「甲状腺ホルモン測定(甲状腺で作られる甲状腺ホルモンの量を調べる検査)」をつけてみました。
当時の検査結果は下記の通りです。
検査項目 | 検査結果 | 基準値 |
---|---|---|
TSH(甲状腺刺激ホルモン。T3・T4の調節機能をもつ) | 3.440 μIU/mL | 0.5-5.0 μIU/mL |
FT3(甲状腺ホルモンの一つ) | 4.01 pg/mL | 2.3-4.0 pg/mL |
FT4(甲状腺ホルモンの一つ) | 1.50 ng/dL | 0.9-1.7 ng/dL |
この時点では「超過」なので、「低下」ではないものの、異常が見られたので、医療機関での精密検査を勧められました。
甲状腺専門クリニックで検査を受ける
診断結果を持ち、甲状腺専門クリニックで検査を受けました。
当時の検査結果は下記の通りです。
検査項目 | 検査結果 | 基準値 |
---|---|---|
TSH(甲状腺刺激ホルモン。T3・T4の調節機能をもつ) | 3.56 μIU/mL | 0.5-5.0 μIU/mL |
FT3(甲状腺ホルモンの一つ) | 3.4 pg/mL | 2.3-4.0 pg/mL |
FT4(甲状腺ホルモンの一つ) | 1.36 ng/dL | 0.9-1.7 ng/dL |
サイログロブリン(甲状腺ホルモンを作るためのもとになるたんぱく質。別表記:HTg) | 40.6 | 33.7 ng/ml以下 |
甲状腺エコー(大きさや腫れなどの異常を調べるためのもの) | 基準範囲内 |
この時点で異常がないとの診断結果でした。
「では、困っている症状は何が原因なのか?」については、ここでは分からず、医師との会話から、良くなる方法も見つけられなかったことで、「甲状腺は関係なかったのなら、自分なりに工夫して生きていくしかないんだ……」と諦めてしまい、以降、数年間検査をすることはありませんでした。
セカンドオピニオンの重要性について
ここで、甲状腺自己抗体の検査がなかった場合、検索結果の用紙に「抗サイログロブリン抗体(TgAb)」「TSHレセプター抗体(TRAb)」「抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb)」「甲状腺刺激抗体(TSAb)」(調べたところ、表記ゆれが見受けられたので、その場合は「抗」「カタカナ表記」「アルファベット」が同一かどうかをご確認ください)のような記述がなかった場合は、セカンドオピニオンをご検討いただくことをオススメします。
ぼくの場合は「自律神経」の指摘から、ここでセカンドオピニオンについて思いつかずに諦めてしまい、数年もの間放置したことで、症状がある程度悪化してから対策することになってしまいました。結果としてはそのときは病気だと認められなかったとしても、若年性更年期障害の可能性だってあったのにも関わらず。
そのため、もし、甲状腺自己抗体の検査が含まれていなかった場合は、甲状腺自己抗体の検査をお勧めしたいです。
甲状腺自己抗体の検査で異常なしだったとしても、他の病気についての可能性や別の検査など、自分が辛い症状を改善させるヒントを探すきっかけになるかもしれません。少しでも日々を過ごしやすくするためにも、ここで諦めないでください。
【記録2(経緯2:具体的な症状について)】2024年夏頃、再度、甲状腺機能異常(甲状腺機能低下症)を疑った
2023年の冬に入る少し前くらいに大きな風邪を引いてしまったのですが(近くの病院の診察が受けられず、自分でどうにかしたので、新型コロナウイルス感染症かどうかは今でも分かりません)、風邪がちゃんと治った2024年1月以降も本調子じゃない状態が続き、春に抗アレルギー薬を飲み始めて暫く経って以降、以下の気になる現象・症状が強くなってきたようになってしまいました。
本記事の対象者はぼくと同じ橋本病ですが、出回っているチェックリストの他に参考になるかもしれませんので、橋本病やバセドウ病の診断は受けていなくてもお悩みの方に共有し、病院での検査を勧めてみてください。
- ただでさえ少しずつ増え続ける体重が運動しても何をしても本当に減らなくなってしまった(運動したら疲れるだけに終わってしまう)
- 年に数回ほど「なんか、エネルギーが抜けるぅぅぅぅ……」という怠さを感じるのは変わらない
- 白髪がさらに増えたように感じる(染めているから分かりにくいが、そう感じるようになった)
- 爪の先が割れやすくなった
- 髪に元気がなくなってきたように感じる
- たまにむくんでいるような、血行不良に伴う足の痛みを感じるようになった(その頻度が高くなってきたように感じる)
- 「あれ? こんなに足首と手が太かったっけ?」と思うようになった(体重増加の都合でそう思ったにしても、それにしてもくびれ的なものもなくなってきていないか? と)
- 指輪が抜けなくなった(体重増加の都合でそうなったとしても、少し前は工夫したら抜けることができていた)
- 顔を見ると急に老けたように感じた
- スキンケアは既に申し分ない状態だったのに乾燥肌が悪化してしまった(特に肘裏は皮むけするようになってしまった)
- ほてりや足のむずむずするような痒みが起こり、イラついて不眠傾向になってしまった
やっぱり甲状腺機能に異常があるのではないかと感じ始めていたころ、家族からも「甲状腺機能低下症を疑っている」と言われ、甲状腺が腫れているかどうかを触って確認してもらったら、少し大きいようには感じているっぽかったので、改めて検査することを決意。
同じ病院にお願いしたくなかったので、改めて家から行きやすい甲状腺専門クリニックをGoogleマップの口コミを頼りに探して見つけ、行くことにしました。
そのときの検査結果は下記の通りです。
検査項目 | 検査結果 | 基準値 |
---|---|---|
TSH(甲状腺刺激ホルモン。T3・T4の調節機能をもつ) | 1.20 μIU/mL | 0.5-5.0 μIU/mL |
FT3(甲状腺ホルモンの一つ) | 3.2 pg/mL | 2.3-4.0 pg/mL |
FT4(甲状腺ホルモンの一つ) | 1.13 ng/dL | 0.9-1.7 ng/dL |
TSHレセプター抗体定量(TRAb) | 1.8 IU/L | 2.0 IU/L 未満 |
サイログロブリン抗体(TgAb) | 32.5 IU/mL | 28.0 IU/mL 未満 |
抗甲状腺ペルオキシダーゼAB(TPOAb) | 23.4 IU/mL | 16.0 IU/mL 未満 |
サイログロブリン(甲状腺ホルモンを作るためのもとになるたんぱく質。別表記:HTg) | 15.7 ng/ml | 33.7 ng/ml 以下 |
甲状腺エコー(大きさや腫れなどの異常を調べるためのもの) | 異常なし(ただ、片方だけ少し大きいとの知見だった) |
特に詳しい説明はなかったものの、「橋本病」の検査結果が「陽性」だと説明を受けました。
ただし、甲状腺ホルモンに異常はなく(基準値の範囲内だった)、治療の必要はなしとのことで、症状の対策も分からないまま、「ヨウ素が多く含まれる食べ物である海藻の中でも昆布はあまり摂取しないように」とのアドバイスを受けました。ですが、根本的に解決に至っていなかったので「では、困っている症状は何が原因なのか?」について質問してみたところ、「年齢的に更年期障害の影響も考えられる」と「自律神経」以外の可能性が初めて提示されたことで、対策を考えやすくなりました。
検査結果と共に相談に乗っていただいたことで、安くない診察・検査費用(1万円はかかってなかったけど…)の価値を十分に感じており、今回はとても感謝しています。
老けたような症状が起こり体内年齢が高くなったのだとしたら更年期障害といえる年齢に達して、更年期障害の症状に当てはまるような症状が出たとしてもおかしくはないと考えました。ここまでは憶測であり根拠はありません。
なお、自身で調べた限りでの話とはなりますが、年齢的には若年性更年期障害というものに当てはまると考えられますが、更年期障害が疑われる年齢に達していなかったこと、基本的には生活を見直す形になりそうだったので、検査はしていません。
対策をしてみても改善されることがなく悪化していくようなことが起こるまでは、我が身を実験台にして研究しようと考えています。そのときは「若年性更年期障害」について情報を発信していて、治療の選択肢を増やすために漢方薬も対応していそうなクリニック・病院を探して検査をする所存です。
【記録3(対策1)】更年期障害・橋本病・甲状腺機能低下症時に「摂取した方が良い栄養素」について調べて、実際に取り入れる
気をつける栄養素は「ヨウ素」ですが、過度に制限をすることまではしていませんが、普段の生活では、昆布やヨウ素が多いものはできる限り摂取しないようにしています。具体的には次のような感じです。
- だし調味料は「昆布エキス」が入っていないものを選ぶ(勿体ないけど、今後使わないのが確定したので、家にあっただし調味料は捨てました)
- だし調味料以外は原材料「昆布」が入っていないものを選ぶ
- ヨードうがい液の使用はしない
- わかめ・海苔は食べ過ぎない(昆布ほどじゃないので過度な制限はしていない)
過度な制限も推奨されませんが、ヨード(ヨウ素)の推奨量は0.13mg/日です。
どれくらいなのかを把握するため、配合量の多いもので「海藻以外でそれなりに食べる機会がありそうなもののヨウ素の配合量」を一覧化しました。
食品 | ヨウ素の配合量(食材100gあたり) |
---|---|
ポテトチップス | 260μg |
たらこ(生) | 130μg(0.13mg) |
鶏卵 卵黄 生 | 50μg(0.050mg) (注)茹でたら39μg、1個あたり30μgだと考えられる。ヨード卵は使用を避けた方が良いでしょう。 |
かつお節 | 45μg(0.045mg) |
顆粒中華だし | 31μg(0.031mg) |
豆みそ | 31μg(0.031mg) (注)だし入り味噌の場合は、中に昆布が含まれていることから使わない方が良いでしょう。 |
肉(内臓は除く)・野菜・果物・穀物にはほとんど含まれていないとのことですが、正直なところ、キムチや肉などの加工品までは制限していないので、普段の生活で色々な加工品を食べているなら、一日の推奨量は問題なく摂取できると考えています。もし、仮に一日の推奨量に足りなかったとしても、外食、出前・テイクアウト、コンビニ・スーパーの総菜等を活用したり和食中心の食生活(特に魚)をしていれば、過剰摂取に近い形で摂取することも考えられるので(特に昆布を使っている可能性の高いラーメン・そば・うどん・和食とか)、自分自身で厳密に管理できるわけではないのなら、「基本的には昆布入りの調味料や昆布は使わない」で良いように思います。
たまにラーメン・そば・うどんを食べたいと思いますので、ぼくの場合は、これくらいがちょうど良いのかなと思っています。
ところで「何でも摂り過ぎるな」という話にはなるのですが、下記の栄養素が豊富に含まれている食品がオススメであるようです。
橋本病の場合、代謝が低下しがちなので、代謝を高めるとされるビタミンB群・甲状腺機能を正常化させるとされる成分を摂取するのは理にかなっていると言えます。
栄養素 | オススメな理由、主に含まれている食品 |
---|---|
代謝を高めるビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、ナイアシンなど) | 代謝を高めるとされているため。 主に魚介類、肉、卵、乳製品など |
亜鉛 | 甲状腺の働きを正常化させる効果があるとされているため。 主に魚介類、肉類、豆類、卵など |
セレン | 甲状腺ホルモンの働きを活性化させるとされているため。 主に肉類、穀物など |
なお、更年期障害は、加齢やストレス等の要因で「女性ホルモン(エストロゲン)または男性ホルモン(テストステロン)」の減少によって引き起こされるホルモンのバランスが崩れ、心身にさまざまな不調が生じる障害です。
そのため、食事のときは下記に留意すると良いとされています。
食事のときに留意すること | 甲状腺機能に関する留意事項 |
---|---|
たんぱく質、野菜、炭水化物、良質な脂質をバランス良く摂る | |
エストロゲンに似た働きをするとされているイソフラボンを含む大豆製品を摂る (注)男性の場合はにんじん・セリ科の野菜が良いそうです。 | ただし、アブラナ科の野菜(キャベツ、小松菜、大根、チンゲン菜、白菜、ブロッコリーなど)や大豆製品を毎日摂り過ぎるような行為は、甲状腺機能に影響が出る可能性があるとされています。 |
骨量を補うカルシウムを含む小魚や牛乳を摂る | |
腸内環境を整える食物繊維を摂る |
そして、胃腸が強くない場合やダイエット・健康を意識しすぎた結果、「消化に悪い食べ物」を積極的に摂ってしまったり、代謝を高めるために必要なエネルギーが不足してしまうといったことが起こりえますので、注意してください。
エネルギー不足は「ちゃんとご飯を摂る」で対策ができますが、消化に悪い食べ物については、自身の経験も含めてまとめた下記のリストを参考にしてください。
- 全粒粉のスパゲッティやパン
- 玄米
- 雑穀米
- 固ゆで卵
- 脂肪の多い肉
- 脂肪の多い魚
- いか、たこ、貝類(特にかたいやつ)
- ごぼう、たけのこ
- きのこ
- ラーメンの具材のメンマ、海苔
- 海藻類(わかめなど)
- 油で揚げたもの、油を大量に使うもの(油を少量使う程度なら大丈夫)
- ラーメン(特にこってり系や脂が多めなもの)、そば
玄米や雑穀米が食物繊維が豊富や栄養素の面で良かったとしても、消化にはあまり良いとは言えません。
そのため、医師監修記事や医師が情報発信しているYouTubeでオススメされたとしても、無理に食べなくて良いと個人的には考えます。
食べられるなら食べたいけれど、食べることにより胃腸の消化に負荷をかけて日常生活に支障が生じる別の症状が起こるのであれば、「日々を過ごしやすくするため」ではなくなるので、本末転倒だと思うからです。
幸いにも、食材も料理(調理)の選択肢も豊富にあります。
その中から、できる限り栄養バランスを考慮して自身の体調や体に合う食べ物を選んで食べて、食事を楽しんでもらえたらと思います。
ぼくの場合は、無理をせずにサプリメント・ビタミン剤などで栄養を補っています。
人生は一度きりですし、偏食な方でもあるので、ストレスが溜まるような無理な食事制限をしていません。そのためか、「主要な栄養素が足りない気がする」と思い至ったので、ぼくの場合はサプリメントに頼ることにしました。
正直な話、仕事・育児をしている状態で、ちゃんと栄養バランスを考えて自炊をずっと頑張り続けるのは結構大変だと思います。
「サプリメントはあくまで補助目的であり、特別なものは摂取しない」というルールで、ぼくは下記のサプリメントを愛飲しています。
このおかげで、「乾燥肌の悪化」が改善され、体力切れを起こす(疲れやすくなった)ことが減ったように思います。
自己責任ではありますが、ぼくと同じように「栄養バランスが悪い」と気になる方は、参考になりましたら幸いです。
サプリメント1つ目「亜鉛」
亜鉛も過剰摂取は良くないので、本来なら「マルチビタミン・ミネラル」を飲んでいる以上、不要ではあるのですが、
「甲状腺機能に異常がある場合、亜鉛欠乏症になりやすい」という見解を拝見したこと、体感として亜鉛不足に伴う症状が出ていると判断できることから亜鉛の吸収が阻害されている可能性が高いと判断したこと、「摂取量の合計と耐容上限量の差から、自分の場合は、サプリメントを両方摂取しても上限を超える可能性は低い」という根拠で飲んでいます。
個人的には、亜鉛サプリを飲むようになってから症状が改善傾向にあり落ち着いているので、選択しては問題がなかったんだと思います。
過剰摂取した場合は、健康に悪い影響がありますので、必ず食品も含めて耐容上限量を超えないかをご確認ください。
もし、服用時に食欲不振・下痢・貧血などの影響が見られた場合は服用をすぐに中止するようにしてください。
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サプリメント2つ目「マルチビタミン・ミネラル」
偏食でもありますし、補助しないと栄養が偏ると判断して飲んでいます。
野菜サプリも飲めばいいんだろうけど……と思いつつ、野菜は野菜ジュースで補っているような状態です。
野菜ジュースが無意味なわけじゃないですし。ジュースの方が多く摂れる栄養素もありますし。
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余談「野菜ジュース」
個人的には、野菜生活オリジナルを愛飲しています。
苦手な生トマトが入っていない(トマトは加工で摂る)ことと飽きをあまり感じないので気に入っています。
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サプリメント3つ目「DHA・EPA」
頻繁に魚を食べるわけではない(肉の方が多い)ことから、自主的に摂取するのは難しいと判断して飲んでいます。
寿司とか刺身とか食べるときに一時的に摂取量が増えるということは考えられますが、頻繁には起こりえるものではないことから、気にしないことにしています。
過剰摂取した場合は、健康に悪い影響がありますので、必ず食品も含めて耐容上限量を超えないかをご確認ください。
もし、服用時にケガをしたときなどに血が止まりにくい、肝臓に負荷がかかっているなどの影響が見られた場合は服用をすぐに中止するようにしてください。
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ビタミン剤(ビタミンB群)
正直、サプリメントの中にはビタミンB群も含まれているのですが、ビタミンB群不足をずっと感じていること、摂りすぎた分は尿と一緒に排出されるビタミンでもあることから、問題がないと判断して摂取しています。
個人的には、亜鉛サプリの効果もあると思われますが、症状が改善傾向にあり落ち着いていて、特に問題となるような症状は出ていないので、選択しては問題がなかったんだと思います。
ただし、「オロナミンCドリンク」を愛飲していることから、摂り過ぎではあるので、夜だけ飲んでいます。(1日量の半分)
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余談「オロナミンCドリンク」
子供の頃から愛飲していたのですが、今は仕事したり集中するとき、飲まないとなんとなく元気が出ないなと感じて飲んでいます。
無根拠というわけではなく、オロナミンCドリンクにはハチミツが入っていて、ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・ビタミンCの摂取ができます。
オロナミンCドリンクは、薬でもなく、栄養ドリンクでもないのですが、効率的に栄養を補うことができると思っています。
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とても大切なことを言い忘れていました。本当にオススメしたくないこと。
大切なことを言い忘れていました。
「痩せないから量を減らす・絶食すること」「無理に運動をすること」は本当にオススメしません。(後述「記録4(対策2)」参照)
【記録4(対策2)】運動ができなくても食べる量は制限しない(食べ過ぎは除く)、無理に運動しない(筋肉が落ちるレベルで運動をまったくしないは除く)
運動ができないのであれば、代謝が正常に機能しなくてエネルギーが不足している状態です。
「食べなくても痩せていく」「食べなくても太っていく」「少量なのに太っていく」はまさに代謝が正常に機能しなくなっている証左です。
そして、この状態で運動をしても必要なエネルギーが不足していく一方です。
その状態で、さらに食べる量を減らすと何が起こるのか。
お腹が空いたとしても「夜食(間食)は太るから……」と避けた結果、何が起こるのか。
ぼくの場合は、改善傾向にあったはずの下記の症状が強く出てしまい、ご飯後にサプリメントを摂取したこともあり、結局、自力で無理にでもご飯を用意して食べ、サプリメントを飲んでしばらくするまで続きました。
- むくんでいるような、血行不良に伴う足の痛みを感じる
- 一時的な情緒不安定(抑うつ状態)で何も悲しくないのに泣きそうになる(というより、泣いた)
- 色々なことを考える気力がないので決められない
- 食欲がなくなった
- ほてりを感じるようになった
その結果、下記の現象も起きました。
- 睡眠不足の自覚があり睡眠時間を確保したいのに、症状が強く出てしまい寝れない
- 長時間経っているのも動くのも辛いと感じ、動きたくないと感じた
この状態から、単なる自律神経のバランスが乱れたと判断しにくく、必要な栄養が不足したことにより、一時的に甲状腺機能が低下してしまったのではないかと推測しています。
これらの現象から、今は痩せなくてつらいと感じると思いますが、運動は無理にせず、「座っている時間を少なくする」「無理のないウォーキングで疲れない程度に体を動かす」という形で筋肉を落とさないようにする程度に留め、食事制限よりも先に代謝機能を正常化することを最優先にして動かれることをオススメします。
「普段通りに生活していて、食べ過ぎたりしていないし、たまに動いてもいる」人が、どうして太り続けてしまうのか。体重が一向に減らないのか。
治療なしの状態でも全然痩せない(プレ更年期障害で痩せにくくなっている可能性もあるそうです)のは、あなたが悪いわけではなく、機能に不具合が起こっているせいであり、機能を正常化しないと痩せるものも痩せません。
低下し続けているから、消費し続けているから、体内からエネルギーを消費せずに貯蓄し続けてしまうとしか、ぼくには考えられないのです。
もちろん、年齢とともに代謝は低下していきますので、食べる量はいつまでも「20代と一緒」というのは難しいですし、「たんぱく質を多めに、栄養バランス良く、主食の分量は少し減らす」ということも大切だと思います。
それでも、「食べることが元気に活動できることにつながる」ということも大切で、人間の本能でもあると思いますので、症状で困っている方は、ぜひ、制限することを一旦お休みして、代謝機能を正常化することを最優先にしてみてください。
まとめ【2024年8月7日時点】
現在のまとめは下記となっています。
「食べる量を制限せず、機能を正常化に向けて取り組んだ結果、体重はどのように変化するのか」「運動があまりできない状態でも筋肉を落とさず、少しでも消費エネルギーを上げる方法」については現在実践中のため、ここに記載できるような状況ではありません。
記載ができるようになってから、改めて記載します。
- 更年期障害・橋本病・甲状腺機能低下症時に「摂取した方が良い栄養素」について調べて、実際に取り入れる
- 運動ができなくても食べる量は制限しない(食べ過ぎは除く)、無理に運動しない(筋肉が落ちるレベルで運動をまったくしないは除く)
参考文献
本記事制作は、様々な甲状腺専門クリニック・病院のページ、栄養素に関するページを参考に情報の裏付けを行いながら制作しました。(細かい調べ事は除く)
下記に一覧でリンクを掲載します。