身も蓋もない話だけど、多分、乾燥肌と敏感肌は元からの体質なんだと思う。
子供の頃って、肌の角層にセラミドがいっぱいあるから、乾燥しにくいし、気づきにくかっただけなんじゃないかなーって……。
「セラミドって何?」
角層(肌の一番外側の層。肌は、いくつかの層が重なっているよ)にある細胞のひとつひとつの間を埋めている角層細胞と呼ばれる細胞の間にある脂質のひとつ。
セラミドの他にもあるんだけど、調べたら、「一般人が聞いても分かんないよね? これ」と思う聞き流れない単語だったから、まずはセラミドだけ覚えておけばいいと思うよ!
そもそも、なんで乾燥肌・敏感肌って言うのか。
先に肌の機能(役割)の話をします。「水分と柔軟性を保つ機能」と、乾燥・刺激物質・アレルギー物質といった外的刺激要因を防ぐ「バリア機能」が角層の主な働きになります。そして、これらの働きが低下すると、乾燥しやすく刺激を受けやすくなります。
そのため、「肌の状態が乾燥している状態=乾燥肌」「肌のバリア機能が低下して刺激を受けやすい状態=敏感肌」と言われています。
話がそれていくので、軌道修正!
つまり、このセラミドは、年々減少するものです。
赤ちゃんの頃を100%とすると、40代には半分~半分以下に!
怖っ。
でも、加齢に伴う変化はどうしても防ぐことは難しいので、これはこういうものとして受け入れた方が良いと考えています。
先天性? 後天性?
人間も動物。動物は個人差があるので。このセラミドの量も個人差があります。
先天性(遺伝)による乾燥肌は、セラミドが不足している傾向にあるそうです。
家族の誰かが乾燥肌だったり、後天性、つまりは環境で乾燥肌になったりします。
後天性の可能性は十分ありますが、なぜ元からの体質(先天性)だと思ったか、についてですが。
それは、「子供の頃(物心がつく前)に湿疹で塗り薬を塗っていた」と聞いたからです。
赤ちゃんの頃は肌を守る力が十分じゃないので、これだけなら珍しいことではないように思いますが、弟(うちは姉弟)がニキビができやすい体質(ニキビケア用のものを使っても中々改善しないみたい)なのもあり、これは先天性と判断しても良いのではないかと思った次第。
ただ、こうして、先天性・後天性の話をしているけど、大事なのはこれから!
どちらにしても、加齢とともに減少しているセラミドで乾燥肌・敏感肌になりやすくなってくるので、皮膚の水分・油分を補い保ちつつ、皮膚を保護するように対策した方が健やかに過ごせると思うのです。
乾燥肌・敏感肌を自覚していなかった頃(1)
「今だから思うけど、既に片鱗見えていたよね……」と思ったのが、日焼け止めとパウダー配合の制汗剤・ボディシート。
日焼け止めを塗っても、塗った感覚がどうしても落ち着かず。制汗剤も日焼け止め程気にしなかったとは同じく落ち着かず。
どうやら刺激を感じていた模様で。
「日焼け止めは、みんな同じ」で塗るのをやめてしまった経緯があります。
みんなは、ちゃんと自分に合う日焼け止めを塗ろうね!
アルバイト→正社員で、ずっと化粧することなく過ごしていたので、
日焼け止めらしいことは一切せず、20代後半、化粧をするまで続きました。
乾燥肌・敏感肌を自覚していなかった頃(2)
「流石に自社ならともかく出向が始まるなら化粧はした方が良いよね」と化粧をするようになりました。
成人式は出なかったのですが、成人の写真は撮影したので、化粧はそれ以降。
化粧道具も「成人になるなら買った方がいい」と母に勧められるまま購入してもらったため、今から思うと、ほぼ未使用にしても数年経っていたわけで。
日本の技術はすごいけど、開封してから(未開封でも)数年経過している化粧品は使わないことを推奨します。
雑菌が繁殖していたりするので、肌の状態を悪くさせちゃうかも……!
その化粧品を使ったかどうかは、正直記憶にありません。諸般の事情で記憶がいくらか吹っ飛んでいます(読むの注意!)ので……。
ここで問題だったのは、『成分もロクに見ずに「~のメーカーの化粧品は刺激が強いから」と特定のメーカーの化粧品一式を、知らずに使っていたこと』にあります。
確かに、乾燥肌・敏感肌向けじゃない化粧品ブランドも中にはあるようですが、特定のメーカーだけが刺激が強いわけではありません。
低刺激の化粧品ブランド以外、成分は気をつけて見ないと、刺激性の強い成分が入っていたり、自分に合わない成分が入っていたりします。
刺激性の強い化粧品ブランドだったのか、または自分に合わない成分が入っていたのではないでしょうか。
乾燥肌・敏感肌を自覚した頃(28歳くらいの頃)
この記事を書くとき、「せめてTwitterでもいいから、ぼやいとけよ……!!」と強く後悔したのですが、
記憶が吹っ飛んでいて、さっぱり覚えていません……!!
まぁ、10年近くは前の話ですし、ですし。
そこまで記憶力が悪いタイプではなかったはずなんだけど、本当に病気(読むの注意!)になって以降は駄目ですねぇ……。
唯一、2014年の4月くらいに「できものができたみたい」というようなツイートを発見しましたが、それくらいで。
それだけじゃ、何もわかんねぇよ…っ!
その頃のぼくは「胃腸の調子が悪いせいかなぁ」「新生活に慣れた頃にどっと疲れがやってきたのでは?」と考えていたようですが。
時期的に、それ、アレルギー反応だったんじゃ……。
でも、これ以降、肌荒れはかなり気にするようになったので、この頃から乾燥肌・敏感肌を気にし始めたんだと思います。
これから、化粧品を変え、しばらく使っては使えなくなってしまって、また化粧品を変えるという、体当たり的な検証が始まります。
乾燥肌・敏感肌を自覚した頃(31歳くらいの頃)
流石にもう少し早く答えに辿り着いていたはずなのですが、例によってツイートもしていないらしく、さっぱり覚えていません。
でも、Twitterでそれっぽいことをツイートしていた頃と後述のブログの投稿日を見ると2017年の冬くらいだと思われますので、それくらいってことにしておきましょうか。
使えなくなった化粧品を処分しては変え続けて、やっと、自分に合う化粧品を見つけるコツが分かってきたのがこの頃になります。
美容と化粧品を専門に、今は敏感肌オリジナル化粧品も開発している「かずのすけ」さんが運営するブログに出会い、成分を意識するということを知りました。
ここで、オススメな化粧品を試すように変わったこと、紹介されている化粧品が売っていなくて、買える中から自分に合うものを探すときに成分である程度自分で判断できるようになったことは自分の中では大きい収穫だと思っています。
だって、お金の無駄使い(と、ぼくは思ってる)が減るじゃない……!
それから~現在(37歳)
前の見出しで触れていた「かずのすけ」さんがオススメする化粧品のすべてが自分に合うわけではなかったので、以降は「自分でも成分をしっかり見る」「どうしても合わない化粧品が多いメーカーは避けておく」ようになりました。
それでも、一から全部ひとりで探すのって大変! 大変なのよっ!!
どれだけ新商品が販売されていると思っているの…!!
どれだけ商品があると思っているの…!!
なので、今でも、「かずのすけ」さんのブログや動画は、自分に合う化粧品を探すときの参考にしています。
参考ページ一覧
専門的な話の裏付けも兼ねて、参考にしたページを一覧で紹介します。
気になる人は見てみてね!